東京・西早稲田にある穴八幡宮は、蟲封じのほか、商売繁盛や出世、開運に利益があるとされる。社伝によれば、1062年に源義家が奥州からの凱旋の途中、この地に兜と太刀を納めて八幡神を祀ったとされ、1641年に南側の山すそを切り開いているときに見つかった横穴から金銅の御神像が現れたという。それ以来、「穴八幡宮」と称するようになった。徳川幕府の歴代将軍がたびたび参拝したことでも有名だ。
冬至の日から節分までの約2カ月間の期間限定で販売される御守「一陽来復御守」が人気で、これを人の集まる場所に貼ると金運がみるみる上昇するという。「一陽来復」には「陰が極まって陽に転じる」という意味があり、凶事を吉事へ転じる働きがあるともいわれる。

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